共働き、子どもと過ごす時間が少ない親へのアドバイス
共働き、子どもと過ごす時間が少ない親へ子育てのアドバイス

今日は、子育て×仕事。

赤ちゃんを迎えたその日から、少しずつ確実に成長、そして自分自身も職場復帰へ。その後は毎日、家庭と育児の両立、スケジュールをこなすことがメインとなり、ふと気がついたら、子供の成長がグンと感じる幼い時期をしっかり近くで見ることができないっ!と焦っている自分はいませんか。

思い出してみると、育休明けの初日はとってもドキドキし、仕事を思い出しながら業務を進め、保育園で過ごす息子のことも頭の隅にあったり、なんだか脳内は常に忙しかったです。それからの日々、一番は自分と子供の健康管理、その次に子供と過ごす時間が一気に減って、この短い時間で子供とどう向き合おう?どうやって成長をフォローしたら良いんだろう?と。

今、あの頃に戻ったら、私は自分にきっとこんなアドバイスをします。もちろん0歳からでもできる!

「会社での出来事を子供に話してみて!」

 

例えば、

「今度、会社で避難訓練があるんだよ。9月は防災の日っていって、大昔、ここ東京で大きな地震があった。その頃から日本は地震が起こっても大丈夫なように何度も訓練をして備えているんだよ。会社でも同じように毎年するし、学校や保育園、住んでいるマンション、色んな場所で避難訓練があるよ」

 


 

「お母さんは、今ね、その会社の避難訓練のシナリオを考えているんだ。震度6の大きな地震を想像して作るんだけど、考え始めると色んなパターンがあって難しいなって感じたんよ。」

 


 

「会社で一緒に働いているメンバーと話をして、こうやっていこう!って、だいぶ まとまったし、良かったって安心したよ。色んな人とアイディアを出し合うのはやっぱり助かるね」

 

ちょっと考えて欲しい。

この会話、どこがポイント?

親が仕事の話をする。え?小さな子供に?はい、するんです!

お父さん、お母さんが会社に行っている間、何をしているのかどんな事に挑戦し、悩んでいるのかどんな気持ちで仕事をしているのか?子供にとって大好きなお父さん&お母さんの話は

「子供にとって興味のある、聞きたい話」になります。

そして、親の気持ちをシェア(難しいと感じた、安心した、助かった)する、子供へのインプット(防災の日があって、避難訓練は色々な場所で開催されている)を同時にします。親が「仕事が面倒」という表現は要注意。仕事って面倒なんだというインプットになってしまう可能性が。仕事は大変と言っていいんです。でも親が挑戦している所、工夫しようとしている所、乗り越えたらきっとこんな気持ちになるなど、伝えてみてください。

お子さんがお話できる年齢なら、

「保育園でも避難訓練やったことあるかな?みんな安全に避難できた?」「保育園での避難訓練は地震?それとも火事が起こったのかな?」「へぇ、避難靴を履いて逃げたんだね。どうしてだろう?」「もし地震が今、起こったら?」など会話は多方面に広がります。

夫婦共働きは7割を越えていると言います、日々時間がないと感じているワーキングファーザー&マザーがとっても多い昨今。私もその中の一人ですが、保育園の帰り道、夕飯の時、お風呂に入る時にできる会話です。

私はレバイン式子育てを通じて、初めて、自分の仕事を子供に話すという経験をしました。夫には今まで話していたけれど、子供に話す発想はなかったんです。

その後、何度も仕事の話をしています。ご自身の会社での経験、同僚とこんな会話をしたなど、1分会話に盛り込む。ここを意識するだけで違ってきます!

親は会社での出来事を、子供は保育園での出来事を、お互い話しているなんて、ワクワクしませんか。

BE KIND CHANGE THE WORLD. START AT HOME!

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